築50年以上経つ実家の屋根裏に出没している小動物(ネズミ?)を自分で駆除した体験談の続きです。
最近は毎日のように夜中に天井裏にやってきて気持ち悪いので何とかしてくれとのことで自分で駆除することに。
まずは屋根裏からネズミを追い出す必要があります。昼間は音がしないことからいない可能性があるが、もし残っていて穴を塞いでしまうと中で死んでしまうので念のため追い出し作業をやってみる。
- 1階から棒で各部屋の天井をたたいてまわり音で追い出す
- 天井裏で「ネズミ一発退場」を使って煙で追い出す
- ネズミ一発退場が届かなそうな場所には「ネズミのみはり番」を使ってみる。
屋根裏
1階の天井を棒でたたいてまわった後、屋根裏をのぞいてみる。
築50年以上経つ実家だが、自分では屋根裏をのぞいてみたこともなく、もし動物が死んでいたらやだなぁという気持ちがあってちょっと気持ち悪いが仕方ない。
屋根裏のふたをとって思い切ってのぞいてみる。
懐中電灯をもって天井裏に半身を乗り出してみると、乾燥した木のにおいがするが、動物臭はしないようだ。動物の死骸はなさそうなのでひとまず安心する。
ただ屋根裏の入り口付近に毒えさの空容器とその付近に小さい糞が沢山落ちていた。父が生前ネズミの駆除剤を置いていたようである。
小さい糞はネズミのようだ。
さて、耳を澄ましてみると静かで物音ひとつしない。念のため目覚まし時計の大きな音をならしておどかしてみる。
えさとなる食料もないのでやはり昼間はいなそうである。
あたりを見回してネズミが侵入しそうな穴を探すとすぐそばにネズミが侵入できそうな隙間があるではないか!
幅10センチ、高さ5センチくらいの三角形の穴が見える。この穴の位置は1階の屋根と壁の境目で外側はカバーが付いているので外からは見えない。
最初からこうなのか、長年の間に欠けたのかは不明である。
運よく手が届いたのでガムテープで塞いで暫定処置をする。
もっと奥まで侵入して他の入り口を探そうとも思ったが、古いAC線がそこらじゅうに這っているのと、薄い板を踏み破りそうなのでやめておいた。これ以上は大工さんが必要です。
そのかわり遠くの方には「ネズミのみはり番」を噴射して何かいないか確かめてみた。やはり物音は聞こえない。
とりあえず一箇所侵入経路の候補が見つかったのでひとまず安心する。
ここからはネズミ一発退場の出番である。
もう一箇所屋根裏の入り口があるので2箇所にネズミ一発退場を仕掛けることにする。(7DKあるので結構屋根裏面積が広い)
ネズミ一発退場をしかけてから数時間はそのままにしておくので、その間に屋外の侵入口を探してみた。
ネズミは何センチの隙間があると入ってこれるのか?
ネズミが入り込むことのできる穴の大きさは、子どものネズミなら1.5cm程度、大人でも2.5~3cm程度の広さがあれば入ってこれるといわれています。
屋外の侵入口
家の周りを見てみると壁下のスペースに20センチ四方の大きな床下への入り口を発見。さすがに増改築を繰り返した古い家。これじゃネズミでもハクビシンでも入りたい放題だ。
▼この壁下のコンクリートの土台の一部がなく、難なく床下へ侵入できる
▼とりあえず波板で壁下スペースを封印。見栄えがあまりよくないのでとりあえずの応急処置。
台所下の侵入口
かなり昔にリフォームした台所の下も怪しいと感じていたので、床下収納の場所から除いてみる。
案の定怪しい隙間が一杯ある。
▼パイプを通すために格子が一部折ってあり2センチ以上の隙間があった。(ネットを詰めた)
▼土台の隙間があいている。隙間は3センチ以上あり。全てのスペースにスポンジとネットをとりあえず詰めた。
確実にネズミがでてこなくなったら、恒久対策で完全に埋めてしまおう。
長年気にしていなかったが、いざ隙間を探してみると一杯あるもんだと改めてビックリ。
家の周りで見つけた隙間は応急処置でとりあえず埋めた。
まずは今回行なった隙間対策でしばらく様子をみてもらうことにした。
今回の対策で大きな侵入口は塞いだので、少なくともハクビシンは入ってこないだろう。
ただ、小さいネズミがどっからか入ってきたときのため、念のため屋根裏に毒えさのデスモアを置いておく。
対策後の様子
対策後まだ2週間であるが、対策前は毎日のように出没していた小動物はぱたっとでてこなくなったようである。
ただ、まだ「ネズミ一発退場」が効いているだけかもしれないのでまだまだ油断はできない。
引き続き様子をアップしていきたいと思います。
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