最近新築、リフォーム問わず人気のエコカラット 。その高級感あるデザインでかなりの人気です。新築やリフォーム時に一旦は検討したことがある方も多いのではないでしょうか。
一番のネックは業者に施工してもらうと非常に費用が高いことですね。
でもこのエコカラット、実は楽天市場等でもネットで購入できるので入手も簡単です。自宅をDIYで施工できればかなり安くリフォームできます。
私もずっと前から気になっていましたがついにDIYで貼ってみました。
まずは狭いスペースからはじめて、広いスペースにチャレンジしてみたいと思いますので備忘録として記録を残しておきたいと思います。
私の場合は玄関、下駄箱、トイレ、キッチンから始めました。
玄関施工例:LIXIL_HPより
最初にやることは、近くのLIXIL(リクシル)ショールームに出かけて、実物を見ることとカタログをもらってくることです。
カタログにはDIYではるために必要な道具が書いてあります。
また、デザインごとの詳細なサイズや1箱に何個入りかまでしっかり記載されているので、貼る面積から何箱買えばいいのか計算することができます。
エコカラットの人気のポイントは、そのデザイン性と機能です。
デザインは他のタイルと比べて高級感がありますよね。また、機能も湿度調整機能や脱臭機能、シックハウス対策等優れた機能満載です。
エコカラットの機能
湿度調整機能
エコカラットの調湿能力は珪藻土の6倍、調湿壁紙の30倍もあります。室内の湿度が高くなると湿気を吸収し、反対に湿度が低くなると湿気を放出、ジメジメや結露を抑制します
脱臭機能
人が不快と感じるトイレ臭・タバコ臭・ペット臭などのニオイの原因であるアンモニアなどを吸着し、悪臭を軽減します
シックハウス対策
建材・家具などから発生し、人体に悪影響を及ぼすホルムアルデヒドやトルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)を吸着し低減します
準備
そんなエコカラットですが、DIYで本当にできるのか不安ですよね。
道具もないしということで調べてみたところ、エコカラットとエコカラット用接着剤以外はほとんどが家庭にあるものやホームセンターで手に入るものばかりでOKでした。
- メジャー
- マスキングテープ
- 鉛筆
- カッター(ロータリーカッターが使いやすい)
- タッカー(平らな面にうてるホチキスみたいなもの。既存のビニルクロス(壁紙)の上からはる場合。エコカラットは、既存のクロスの上からでも貼れます。ダイソーのタッカーで十分)
- エコカラット
- エコカラット用接着剤(スーパーエコぬーる。小面積なら1kgの小さいものもあります。)
- くし目ヘラ(接着剤塗りよう)
- 紙やすり
写真の一番左は「タッカー」といわれる壁うち用ホチキスみたいなものです。ダイソーで売っている300円のもので十分です。
私は壁紙の上から貼ったので念のためタッカーでホチキス止めしましたが、壁紙が剥がれていなければ特に不要かもしれません。
エコカラットはショールームでみてデザインが気に入った「グラナスルドラ」と「グラナスヴィスト」を購入しました。
エコカラットは楽天で買えるので便利です。
エコカラットは正方形のものや下の写真のようにでこぼこしたデザインがあり本当に迷います。初心者には正方形の方が貼りやすいですが、気に入ったデザインはでこぼこしたデザインでしたのでカットする作業が発生しました。
▲エコカラットプラス「グラナス ルドラ」
▲「グラナスヴィスト」
施工手順
1.貼る場所を決めて接着剤を塗布する位置にマスキングテープを貼る。(接着剤がはみ出てまわりを汚さないため)
今回は玄関の下駄箱の上に施工しました。
2.壁紙補強
壁紙の上からエコカラットを貼る場合は壁紙補強にタッカーで補強しましょう。
3.貼る場所に合わせてエコカラットをカット
グラナスルドラのように凸凹しているエコカラットは端をカットする必要があります。えっ?切る?と思った人もいるかもしれませんが、エコカラットのいいところはカッターで簡単に切れることです。写真のように切りたいところに定規をあててロータリーカッターで何度か往復するとスパッと切れる(折れる)。
切断面がギザギザの場合や微調整したい場合はやすりで磨くときれいになります。
最初は力加減で失敗するかもしれません。でもカットは2,3回失敗すればコツがつかめます。(そんなに難しくないです)
失敗して割れてしまっても捨てないで下駄箱にいれてくださいね。脱臭に効果ありますよ。
4.接着剤を壁にぬる
接着剤をくし目ヘラで水平、垂直墨に合わせてまんべんなく塗ります。へらを60度に立て、くし目を十分に立てます。
接着剤は直接壁につけてもいいし、段ボールなどに接着剤を出してヘラですくって塗ってもいいです。
私はダンボールの上に接着剤を出して作業しました。
5.エコカラットを貼る
マスキングテープをはがしてから、下から墨に合わせて貼っていく。その際エコカラットをもみこむように圧着しながら貼る。
目地の隙間が一定になるようにスペーサーを使って微調整する。目地の隙間をできるだけ一定になるようにはりあわせていくと見た目もきれいになりますよ。
貼った後はこんな感じになりました。
コンセント周りをきれいに収めるオプションの部材もありますが、今回はDIYのため使用せず安くあげました。
でもちょっと計算が狂って失敗したところもあり。コンセント脇に隙間が・・・。
隙間があいたコンセントの横には子供にガラスを埋め込んでもらいました。
まぁDIYなのでよしとしましょう。
他の場所の施行例
玄関前に「グラナスヴィスト」を貼った場所はこんな感じです。
殺風景のクロスでしたが、エコカラットを貼ることで少しアクセントになりました。
この後、写真か絵を飾りたいと考えています。
思ったよりエコカラットが余ったのでトイレと台所にも貼ってみました。
トイレは狭くてちょっと貼るのに苦労しました。
まだ余ったのでキッチンにも貼ってみました。
施工時間は素人が初めてやったので1日くらいかかったと思います。
でも慣れてくると思ったより簡単でした。
業者に頼むと非常に高いエコカラットですが、自分でやれば1/3くらいの費用でできると思います。
やはりエコカラットは自分で貼るのがおすすめです。
次はリビングにチャレンジしようかと考えているところです。
ぜひ、自宅をDIYでリフォームしてみてはいかがでしょうか?
最後に楽天のエコカラット取扱店のリンクをはっておきますので、デザインや価格等を比較をしてみてくださいね。
それではまた。
■楽天市場 エコカラット取り扱い店
■エコカラット専用接着剤